ABOUT
秘境珈琲では、南太平洋に浮かぶ「パプアニューギニア」という国で生産されるコーヒー豆を使用しています。
「地球最後の秘境」と呼ばれるほど未開の地が多く、近代文明と接触してから100年も経っていないと言われるほどの、とても面白い国です。
国土は日本の1.25倍、人口は760万人ぐらいです。(東京都で1400万人ぐらい)
約800の部族が存在し、それと同じくらいの言語が存在します。公用語はピジン語、なかには英語を話せる人もいます。
2017年、私が初めてコーヒー農園を見に訪れたのがパプアニューギニアでした。
そこから現在に至るまで、当時農園の案内をしてくださっていた商社を通じて、細々とではありますが取引を続けています。
生産地としての歴史はまだ浅く、品質の向上・安定にはまだまだ改善点も多くありますが、これからの成長がとても楽しみな国のひとつだと思っています。
南国であるパプアニューギニアの気候風土が生み出すコーヒーの味わいはおおむね、素朴で優しく、マイルド。
はっと目を引くような特徴、個性が出る産地ではありませんが、火山が多く存在するパプアの豊かな土壌が生み出す、奥深さ、力強さのようなものが感じられます。
主に仕入れているのは、国内の主要コーヒー産地である山岳地方のジワカ州、イーストハイランド州のいくつかの小規模農園です。
良いなと思った豆を仕入れ、味わいに変化が出るよう焙煎、ブレンドし、ご提供しています。
ぜひ一度、お試しいただけましたら幸いです。